今回のテーマは「バイナリーオプションの用語」について。
バイナリーオプション初心者が絶対に知っておきたい用語にはどんなものがあるのか、プロトレーダーでもあり、億トレーダーのトレーダーリュウさんに必須用語をインタビューしてきました。
これからバイナリーオプションを始める、もしくは既に始められている方も、今回ご紹介する用語を覚えるとトレードがかなりやりやすくなるはずですので、参考にしてみてください。
【監修】トレーダーリュウ 1995年生まれ。18歳、父親がトレードをやっていた影響もあり、高校卒業と同時に本格的にトレードを開始。勝ちが続き、トレードに集中するため大学を中退。20歳、法人を設立しトレードチームを編成。1億2000万円を運用できるまでに成長するも、仲間に資金を持ち逃げされ1億円の借金を背負う。22歳、30秒取引で3000万円を調達し、事業とトレードの両立の末に1億円を完済。23歳、オンラインサロンを立ち上げ業界トップレベルの地位を獲得。 |
目次
プロトレーダーが絶対に覚えている用語

バイナリーオプションに関する用語は数多くありますが、その中でも「絶対に覚えておくべき用語」はどんなものがあるのか。
プロトレーダーのリュウさんに伺ってきました。
プロトレーダーが覚えて欲しいと考える専門用語は


確かに最初は難しいかもしれませんね。どれを覚えれば良いかの優先順位もわからなかったりするので。

僕は初心者の時、ローソク足すらわからないところから始めて、あまりに覚えることが多くて挫折しそうになりました。笑
その中でリュウさん的に、初心者の人が「これは絶対に覚えておきたい」という用語はあったりするでしょうか?

そうですね、初心者の方に最初にぜひ覚えていただきたいのは
「ダウ理論」「エリオット波動」「グランビルの法則」
この3つです。

なるほど、その3つは確かにかなり大事ですよね。
僕も今トレードするときは、その3つをベースにエントリーポイントを探すことが多いです。

この3つはバイナリーオプションをやる上で基礎中の基礎になってくるので、ぜひ覚えてください。

ありがとうございます!初心者の人はまずはその3つを重点的に覚える、ということですね!
✔ダウ理論、エリオット波動、グランビルの法則をまずは覚えよう
ダウ理論
19世紀後半にアメリカで活躍した「チャールズ・ヘンリー・ダウ」が提唱した市場の値動きに関する理論のこと。
6つの基本法則から成りますが、その中で初心者がまず覚えるべきなのは6つ目の、「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」というもの。

上昇トレンド=レートが直近安値を下回らず、直近高値を上回って上昇したとき
下降トレンド=直近安値を下回り、直近高値を上回らないまま下降した時
トレンド発生=直近で高値&安値の更新状況が逆転した時
エリオット波動
「ラルフ・ネルソン・エリオット」というアメリカの会計士が提唱した、市場の波形の理論。
トレンド時に上昇5波、下降3波で波形が構成される、という理論。

グランビルの法則
ジョセフ・E・グランビルというアメリカの金融記者が提唱した、移動平均線を使ったチャートパターンのこと。
「買い」時の4パターン、「売り」時の4パターン、計8パターンがあります。
【「買い」時の4パターン】
1.新規買い
2.押し目買い
3.買い増し
4.短期の買い

【「売り」時の4パターン】
1.新規売り
2.戻り売り
3.売り増し
4.短期の売り

国内バイナリーオプション

ここからは国内のバイナリーオプション業者についてと、利用する上で覚えておきたい専門用語をご紹介していきます。
「やっぱり安心感があるから、国内取引所で始めたいと思っている」
という初心者の方はぜひ参考にしてみてください。
国内バイナリーオプション業者
日本の金融庁の認可を得て運営されている、日本国内に本拠地を置くバイナリーオプション業者のことです。
・GMOクリック証券
・FXトレード・フィナンシャル
・YJFX!
・トレイダーズ証券
・IG証券
・FXプライムbyGMO
・外為どっとコム
・ヒロセ通商
取引方法は、「ラダー取引」「レンジ取引」「タッチ取引」の3つが使われています。
購入金額がその時のレートによって変動し、チケットやロットという形式で購入金額 x 購入数を決め、エントリーしていきます。
最低10円から取引をすることが可能で、取引できる通貨ペアは4~8通貨ペアほど。
購入数は証券会社によって1日ごとに制限がかけられ、制限回数以上の取引をすることはできません。
払戻金額(ペイアウト)は1000円、1万円という風に固定されており、おおよそ購入金額の1.0倍~20倍。
国内バイナリーオプション業者を使って利益が出た場合は、税金の税率は分離課税で20.315%
ラダー取引

判定時刻になった時に、設定されたレート以上or以下に収まっているかを予測する取引方法。
レートは様々なものが設定されており、その中から取引したいレートを選んでエントリーしていきます。
レートが離れていればいるほどペイアウト金額も高くなります。
レンジ取引

判定時刻までに、決められた上限と下限のレート内に収まったまま(レンジイン)か、決められたレートからはみ出るか(レンジアウト)を予想する取引方法。
タッチ取引(ワンタッチ取引)

エントリー開始から判定時刻までに、一度でも決められたレートに届くか、届かないかを予想する取引方法。
用語まとめ
国内バイナリーオプションには3つの取引方法があるので、それをまずは覚えるようにしましょう。
国内業者はペイアウト率というものがなく、1000円や1万円など払戻金額があらかじめ決まっているのも大きな特徴です。
海外バイナリーオプション

ここからは海外のバイナリーオプションに関する、最低限覚えておきたい用語をご紹介していきます。
海外バイナリーオプション業者
海外に拠点が置かれているバイナリーオプション業者。
拠点を置く国の法律に則って運営がされているだけで、日本の金融庁からの認可を受けているわけではありません。
そのため、取引所によっては出金ができないといったトラブルが起こることもあります。
取引時間は業者によって違うことがありますが、1分、3分、5分、15分などの短期取引ができるのが大きな特徴で、通貨ペアは数十通貨ペアある取引所もあります。
最低エントリー金額は1000円~からなことが多く、国内取引所とは違いペイアウト率というものが設定され、その倍率分のお金を勝った時に受け取ることができます。
ペイアウト率は取引所によって違ってきますが、1.6倍~2.0倍が一般的。
海外バイナリーオプション業者で利益が出た場合は雑所得となり、税率は国内取引所と比べ高くなってきます。
✔海外業者は日本の金融庁から認可を受けているわけではない
✔短い時間で取引でき、ペイアウト率が固定なのが大きな特徴
ハイロー取引(Highlow取引)
いわゆる現時点から上がるか下がるか、二者択一形式の取引方法のことです。
現在国内取引所では行われておらず、海外業者のみで行われています。
Turbo取引
上述のハイロー取引の中で、30秒、1分、3分、5分と短い時間の取引のことを指します。
ペイアウト率
海外バイナリーオプション業者では、勝った時に決まった倍率の配当金がもらえますが、その倍率のことをペイアウト率と言います。
取引所によって異なりますが、おおよそ1.6倍~2.0倍なことが多いです。
用語まとめ
海外バイナリーオプションでは、国内取引所では行えない短期取引(Turbo取引)を行うことができます。
ペイアウト率というものがあり、エントリー額を増やすほど返ってくる資金も増えるのが大きな特徴です。
海外バイナリーオプション証券で一番有名で安全な証券会社はハイローオーストラリアです。
バイナリーオプションのプロトレーダーが絶対に覚えている用語まとめ
✔ダウ理論、エリオット波動、グランビルの法則を初心者はまず覚えよう
✔国内業者、海外業者の違いを理解しよう

リュウさん、今回もありがとうございました!
初心者の人はまず「ダウ理論」、「エリオット波動」、「グランビルの法則」の3つを覚える、ということですね!

専門用語は色々とありますが、その3つを覚え、マスターすれば勝率を上げることは十分可能なので、
そこをまずは重点的に覚えていただきたいですね。

色々いっぺんに覚えようとすると、頭が混乱してきて嫌になってきますからね。笑
覚えることを絞れば、覚えやすくもなるし身につくスピードも早まりそうです!
最後までご覧頂きありがとうございました!
バイナリーオプションについて調べていると驚くくらい用語が多くて、最初は正直混乱してしまう人は多いと思うんですよね。
僕も最初は本当にわけがわからなかったので。