バイナリーオプションで勝率を上げ、稼いでいくには実は「時間帯」がかなり影響してきます。
「勝ちやすい時間」というものがあり、それ以外の時間帯で取引をしてしまうと勝率も下がりやすくなり、稼ぐことができません。
今回は「時間帯」をテーマに、お話ししていきます。
稼いでいるトレーダーなら必ず知っている、バイナリーオプションをやる上で必須の知識になってくるので、ぜひあなたの日々のトレードに取り入れてみてください。
【監修】SHO 月収分以上をわずか1日で稼ぐプロトレーダー。最初は給料を入金しては溶かしていたものの、裁量を身につけることで安定したトレードが可能に。現在はRYUと共に『KIMAGURE』を立ち上げ、自分と同じようにトレードで人生が豊かになる人が増えるようサポートに邁進中。 |
目次
バイナリーオプションを攻略するなら時間帯が鍵
冒頭でお話ししたように、バイナリーオプションはどの時間帯で取引するかが攻略の鍵になってきます。
多くの人は、時間帯を意識せずに取引をしてしまっているからうまく勝ちきれず、勝率も上がってこないことが多いです。
あなたがもし今負け越してしまっている場合、この部分を意識できていないというのも原因の一つと考えられます。
なぜそれほど重要か?
なぜそこまでバイナリーオプションにおいて時間帯が重要かと言うと、相場の動き方が異なるから、なんですね。
時間によってチャートの動き方の癖があり、それに合わせて取引をしていかないと勝率が上がってこないんです。
逆にそこでうまく相場に合わせることが一つの大きな攻略法になってきます。
具体的に言うと
・逆張りで勝ちやすい時間帯
・順張りで勝ちやすい時間帯
があり、その時間帯に合わせた取引をすることで大きく資金を増やしていくことが可能です。
ここから先は、どの時間帯が逆張りしやすいか、順張りしやすいか詳しくご紹介していきます。
逆張りがおすすめの時間帯
逆張りで取引するのがおすすめなのは以下の時間帯です。
・午前9時~午後4時
・午前0時以降
レンジ相場になりやすい
なぜその2つは逆張りがしやすいかというと、これはぜひあなた自身でも過去検証をしていただきたいんですが、レンジ相場になることが多いんです。
大きなトレンドが発生することが少ないんですね。
上の画像はドル円1分足の「午前9時~午後4時頃」のチャートですが、トレンドが発生することなく、相場の動きも全体的に大人しいのがわかると思います。
この時間帯は、5分足や15分足チャートに何かしらのレジサポラインがある場合、素直に反発してくれるケースが多いです。
こういうレンジ相場の場面で逆張りでエントリーしていくことで、勝率を上げていくことができます。
逆に無理に順張りでエントリーしようとすると、思ったように動いてくれず同値負けをする、といったことが増えてきます。
午前9時直後と午後4時頃は要注意
この時間帯で取引する時に注意が必要なのが、
・午前9時直後
・午後4時前後
です。
午前9時は東京市場が開く時間で、一気に相場が動くことが多いです。
上の画像を見てもわかりますが、9時直後に上昇トレンドのような形になっていますよね。
ウェリントン市場、シドニー市場に続いて、朝9時ごろには東京市場がオープンします。日本のほか、中国、シンガポール、オーストラリアの市場参加者が多い時間帯です。
9時55分には各金融機関がその日に提示する基準レート(TTM)を決定するため、この時間に向けて取引が活発になります。
引用元:SBIFXトレード『FXで相場が動く時間帯は?取引可能時間と市場の動きについて解説』
日によってはレンジ相場をブレイクしてそのままトレンド相場になる場合もあるので、9時過ぎはまず様子を見るようにしましょう。
9時55分ごろになると動きが落ち着いてくることが多いですが、そこでレンジ相場のような動きになりそうか、それともそのままトレンドになりそうかを観察して、トレンドが続くようなら逆張りではなく順張りをする、といった判断をすることも勝率に直結してきます。
午後4時ごろはロンドン市場が開く時間(冬は午後5時)で、午後4時を境に動きが大きくなるケースが多いです。
「お、良い動きでラインに到達したぞ!」と思ってエントリーしたらそのまま突き抜けてしまった、ということもよく起こるので、かなり注意が必要ですね。
もし午後4時近くに逆張りで取引をする場合は、4時になる前に取引を終わらせるようにした方が勝率も高くなってきます。
順張りがおすすめの時間帯
順張りがおすすめの時間帯は以下の通りです。
・午後4時~午前0時
ロンドン市場開場直後は値動きが大きい
基本的に相場は日中よりも夕方以降に活発になることが多いです。
上はドル円1分足の「午後4時〜午前0時」ごろのチャートですが、日中に比べて明らかに動きが活発なのがわかると思います。
午後4時ごろ(冬は午後5時)はロンドン市場が開く時間帯で、動きが落ち着いていたところから一気に上に登り続けたり、下に下がり続けるといったことがよく起きます。
日本時間の16時頃からオープンするロンドン市場は欧州の取引の大半を占めており、 17時からは市場参加者が増加するため、一気に値動きが活発になります。
引用元:SBIFXトレード『FXで相場が動く時間帯は?取引可能時間と市場の動きについて解説』
登り続けたり下がり続けるというのは、「ローソク足が小さくなって、陽線(陰線)のコマ足が連続する」ような相場ですよね。
コマ足が続くトレンド相場の例)
そういう時は逆張りで勝つのは非常に難しいので、順張りで流れに乗っていく感じでエントリーするのがおすすめです。
19時ごろになるとヨーロッパの人たちが昼休みに入るので、動きが落ち着いてしっかりと波形を作ってくることが多いです。
エリオット波動や三尊などの波形を利用したエントリーもしやすくなるので、そういった時間だけを狙う、というのもバイナリーオプションのおすすめの攻略法の一つですね。
夜のニューヨーク市場開場で再び動きが出る
また夜21時(冬は夜22時)はニューヨーク市場が開く時間で、こちらも動きが活発になります。
1日の値動きのピークを迎えるのが、ニューヨーク市場がオープンする21時以降の時間帯です。ニューヨーク市場では、「米ドル/円」や「ユーロ/米ドル」など、ドルストレートと呼ばれる通貨ペアが多く売買されます。
世界でも取引量の多いロンドン市場とニューヨーク市場の時間が重なる 21時〜深夜2時頃は、最も取引が活発になり、トレンドの発生しやすい重要な時間帯です。
引用元:SBIFXトレード『FXで相場が動く時間帯は?取引可能時間と市場の動きについて解説』
開場直後は一気に動くケースが多いので、少し様子見をして動きが一度落ち着くのを待ちましょう。
経済指標の時間帯は避ける
時間帯における基本的な相場の動きはお話ししましたが、それに加えて注意したいことがもう一つあります。
「経済指標」です。
雇用統計や要人の発言など重要な指標がある時間帯は、それまで相場の動きが静かだったとしてもそれを無視して一気に大きく動くことが多いので、エントリーは様子を見るようにしましょう。
ドル円の1分足チャート:雇用統計発表直前直後の動きです。 pic.twitter.com/CKNIMd4fqu
— T.Kamada (@Kamada3) 2021年9月3日
昨夜のユーロドルのチャートは、押し目買い勢には、キツいチャートだったのでは。
政策金利発表⇒要人発言で1.19overまで上昇。
ファンダ的にも続伸するのではと考えられるので、スキャル・デイトレ目線では絶好の押し目買いチャンスに見える。しかし結果は、どこで押し目買いしても厳しい展開に。 pic.twitter.com/lZbl55WLO7
— Trader Kaibe (@K_FLASHES) 2020年9月11日
その動きの大きさは、SNSでもよくつぶやかれています。
そういう時は、例えば大きく上昇したら一旦下落するのを待ち、そこからの動きでエントリーを考えるようにすると良いですね。
経済指標の確認方法
経済指標は「Yahoo!ファイナンス」「羊飼いのFXブログ」などで確認することができます。
重要度が高い指標、Yahoo!ファイナンスなら星2以上、羊飼いのFXブログならA以上がある時間帯は要注意です。
指標については「バイナリーオプションに必勝法はあるのかプロトレーダーに聞いた結果!」という記事の中でも解説されているので、ぜひ合わせて読んでみてください。
○Yahoo!ファイナンス
○羊飼いのFXブログ
取引できる時間帯の勝率の高い手法を探す
バイナリーオプションで勝率を高め大きく稼ぐには、「あなたがどの時間帯に取引できるか」を踏まえることも非常に大事になってきます。
バイナリーオプションには本当にさまざまな手法がありますが、人によって相性があり、そこに良し悪しはほとんどありません。
ただ時間帯によってその手法が勝ちやすいかそうでないかが変わってくるので、まずあなたが取引できる時間を考えるようにします。
もし夜以降の時間帯しか取引ができない場合、トレンドが発生することが多いので逆張り手法だとポイントが来なかったり、上手に勝てないことが多いです。
そういう場合は、「戻り売り」などの順張り手法を磨いていった方が取引回数が多く、勝率も上がる可能性が高いです。
逆に日中しか時間が取れない場合は、5分足チャートのラインにエリオット波動の5波目で到達したらエントリー、などの逆張りエントリーを勉強するのがおすすめです。
具体的な手法については下の記事でそれぞれ逆張り手法、順張り手法を紹介しているので、ぜひご自身で検証してみてください。
逆張り手法紹介記事:これがバイナリーオプション逆張り必勝法!すぐに勝ちたい人必見の手法を公開
順張り手法紹介記事:順張りでバイナリーオプションで綺麗に勝つ!鉄板手法のロジックを解説
プロトレーダーのそれぞれの時間帯の取引方法は
それぞれの時間帯の取引方法について、プロトレーダーであるSHOさんに意識していることなどをお聞きしてみました。
そちらもぜひトレードをする時のご参考にしてみてください。
僕の場合、実は時間帯で手法を変えることはなく、同じような手法を使って取引しています。
ただ、時間帯によって意識していることが違う、という感じですね。
その「意識していること」をぜひ教えていただけると嬉しいです!!
わかりました。
まず日中ですが、基本的にレンジ相場が多いので5分足をよく見ます。
そこで何度か反発されているようなラインを見つけ、そこに向かってどういう波形を作るか、それこそエリオット波動の3山目などで上がってきたら逆張りでエントリーを狙うなどしています。
✔レンジ相場かどうかをまずは確認して、5分足チャートで何度か反発されているラインを見つける。そこに対しての1分足の波形で最終確認をしてエントリー
なるほど、ありがとうございます!日中はレンジ相場が多いから、5分足が意識されやすいんですね。
あと夕方以降の時間帯はどうでしょうか?
お話ししたように、僕の場合は夕方以降も日中と手法自体はあまり変えていません。
ただやはり値動きが大きく、騙しの動き(髭を作るような動き)がよくあり負けも拾いやすいので、1時間足や15分足の上位足を注意して確認しています。
日中よりも「広い目で相場を見る」というイメージで取引しています。
✔15分足以上の上位足を確認し、日中よりも「広い目」でチャートを分析する。手法自体は日中とほとんど変わらない。
ありがとうございます!夕方以降はより広い目でチャートを見る、ということが大切なんですね!
SHOさんからのお話でも出ましたが、まずはそれぞれの時間帯における相場の動きをしっかりと理解して、それに合わせたトレードをするのが稼ぐためには非常に重要です。
相場をしっかり見られるようになれば、あとはあなたの得意な手法を一つ見つけてそれを磨いていくことで、着実に利益を出すことができます。
相場に逆らうのはではなく、「従う」ことができる人が勝ち組のトレーダーになることができますね。
相場の方向性を見定める方法については、KIMAGURE公式YouTubeチャンネルの動画でわかりやすく解説しているので、そちらもぜひご参考ください。
バイナリーオプションにおける時間帯のまとめ
✔午前9時~午後4時、午前0時以降は逆張りしやすい
✔午後4時~午前0時は順張りしやすい
✔重要な経済指標の時間は避ける
✔取引できる時間帯に合った手法を使う
これらのことを知ることが、バイナリーオプションで勝率を上げることにつながってきます。
ただ相場に絶対は無く、あくまでそれらは「傾向」にしか過ぎません。
午前中に大きなトレンドが発生する日もあれば、夜に動きが少なくレンジ相場になる日もあります。
「この時間はこう」と決めつけるのではなく、まず観察することが非常に重要ですね。
チャートの動きが綺麗でなかったり、自分が勝ちやすい相場でない日は取引しない判断をする、というのも勝てるトレーダーになるための一つの大きな要素です。
それではご覧いただきありがとうございました!
SHOさんはそれぞれの時間帯で取引する上で、意識されていることなどありますか?