何事にもうまくいく「コツ」というものはありますが、バイナリーオプションにも勝つためのコツがあります。
安定的に勝てているトレーダーは勝つコツを掴んでいるからこそ、大きく負け越すことがなく、メンタル的にも安定して取引が行えます。
今回はそのコツについて、どうすれば身につけられるのか、コツとは具体的にどんなものなのか、解説していきます。
この記事を読むことで安定的に勝てるようになるキッカケが掴めると思いますので、ぜひ読み進めてみてください。
【監修】SHO 月収分以上をわずか1日で稼ぐプロトレーダー。最初は給料を入金しては溶かしていたものの、裁量を身につけることで安定したトレードが可能に。現在はRYUと共に『KIMAGURE』を立ち上げ、自分と同じようにトレードで人生が豊かになる人が増えるようサポートに邁進中。 |
目次
コツを掴むには時間がかかる
バイナリーオプションは取引方法のシンプルさから、どうしても「簡単さ」がアピールされがちです。
実際に上がると予想して上がったら勝ち、下がると予想して下がったら勝ちと仕組み自体は非常にシンプルです。
ですが、ほとんどの人が稼げる前に市場から退場していくという現実もあります。
バイオプしてみたけど
損切りとかできない入るとこミスったら終わりだしでやめた— 名無し (@nanashino_mochi) 2021年1月29日
バイオプ全然勝てんからやめたわ…FXの方がまだなんとかなる
— ヨッシー@よしざわ (@yosshi_sub) 2019年8月2日
最初は上手く勝てないのが当たり前で、そこから経験を積む中でコツを掴み、少しずつ勝てるようになるわけですが、
バイナリーオプションは負けると資金が目減りしてしまったり、早く稼ぎたいという気持ちが先行してしまうのがすぐに止めてしまう原因なのかもしれません。
プロトレーダーがかかった期間
ここからはプロトレーダーのSHOさんに、「コツを掴んだ」と自分の中で自信がつくまでどれくらいの期間がかかったのかお聞きしていきます。
もちろんおっしゃる通りで、最初は給料を入金しては溶かし、本当にお金に困っていた時期が長かったです。
ちなみにどれくらいの期間で「コツを掴んだ!」と自分の中で感じられましたか?
「もうこれで生活できそうだ」みたいに。
僕の場合、最初はそれこそ情報商材とかを買ってみたんですが当然稼げず、そこから「裁量」を身につけるためにコミュニティに参加して、そこで勝てているトレーダーの方から直接裁量を教わったことで少しずつ勝率が上がっていって今に至ります。
始めてから1年くらいで「これで生活できる」と自信がつきましたね。
1年は早いですね!僕は3年くらい負け続けたので笑
でも確かに、なんでもそうですけど独学よりもすでにコツを掴んでいる人からいろいろ聞いた方が早いですよね。
はい。なので、もしずっと独学で勉強や実践をしていたら、間違いなくそれ以上は時間がかかっていたと思います。
なるほど、ありがとうございます!
コツを掴むまでの期間は人によるが、独学よりも、人から教わった方がコツを掴む期間は短くなる傾向が強い
スポーツなどと全く一緒
これは全く別の分野、例えばスポーツでも同じことが言えます。
サッカーを始めたばかりでいきなりリフティングができたり、シュートをうまく蹴ることはやはりできませんよね。
何回も失敗しながら練習をしてようやくうまくできるようになっていき、試合でも動けるようになっていきます。
またスポーツの場合、コーチなど指導をする人が必ずいます。
自分の力だけでプロレベルになった、という話は全く聞かないと思います。
個人の努力だけだとどうしても効率が悪かったり、自分の悪いところも指摘してもらえません。
趣味レベルで運動をする程度なら、個人でいろいろ調べて実践する、ということでも全く問題ないですけどね。
バイナリーオプションもそうで、SHOさんのお話からも出たように、独学だと遠回りをしてしまったり、自分のトレードのどこが悪いのかといったことに気づくのが非常に難しいんです。
バイナリーオプションで生活できるレベルで稼げるようになるのは、スポーツで言えば「プロレベルになる」のと近しいので、コツを掴むには時間をかける必要は絶対にあります。
今はブログやYouTubeなどで有益な情報が無料で得られる時代ですが、なるべく努力をショートカットしたい、という場合はすでに稼いでいる人から教わるのが一番スムーズと言えます。
KIMAGUREはSHOさんを含めプロのトレーダーから直接トレードの知識を教われる環境をご用意しているので、興味があればぜひ参加してみてください。
バイナリーオプションの勝つコツ7選
バイナリーオプションの勝つためのコツと言っても、そこには色々な要素があります。
ここではそのコツの具体的な要素について、解説していきます。
どれも重要になってくるので、ぜひ少しずつ実践しながら覚えてみてください。
コツ1:手法を絞る
コツ2:ローソク足の見方を覚える
コツ3:重要経済指標を常に意識
コツ4:インジケーターをシンプルに
コツ5:長期足も見て相場認識をしっかり
コツ6:資金管理でコツコツドカンを防ぐ
コツ7:ゲーム感覚になる
コツ1:手法を絞る
勝てない人にありがちなのが「色々な手法に手を出す」ということですが、手法は最初は絶対に絞った方が良いです。
というよりも「一つの手法を使いこなせれば十分」です。
手法にはそれぞれコツがあり、それはやっぱり何回も試行錯誤をしないと掴めないものです。
『二兎を追う者は一兎をも得ず』ということわざがありますが、それはバイナリーの手法においても当てはまります。
逆張りなら逆張り、順張りなら順張りに絞り、「これはやりやすそうだ」と感じる手法を徹底的に磨いていきましょう。
それが勝つための近道になってきます。
僕も最初は手法を絞って検証を繰り返し、無駄な負けを減らしていくことで勝率も安定するようになりました。
今でも自分の得意な手法だけに絞り、取引をしています。
具体的な手法は別の記事でご紹介しているので、今手法を探されている場合はぜひ検証して実際に使ってみてください。
逆張り手法紹介記事:これがバイナリーオプション逆張り必勝法!すぐに勝ちたい人必見の手法を公開
順張り手法紹介記事:順張りでバイナリーオプションで綺麗に勝つ!鉄板手法のロジックを解説
コツ2:ローソク足の見方を覚える
バイナリーオプションはローソク足も非常に重要で、今ローソク足はどのような形をしているか、どんな動きをしているか、ということを見ることで相場の動きをある程度予測できます。
そのことを「プライスアクション」と言いますが、バイナリーオプションは基本的に短期決戦なので直前のローソク足の状態が勝ち負けにも直結してきます。
実際の取引にすぐ使えるコツをお話しすると、
逆張りなら「大陽線(大陰線)坊主」、順張りなら「コマ足」のローソク足が直前に出現しているかどうかが特に重要で、勝率も変わってきます。
大陽線(大陰線)坊主:ローソク足が周囲と比べ長く、髭が無い状態
コマ足:ローソク足が短く、髭がある状態
ローソク足については別の記事で詳しく解説しているので、そちらもぜひ読んでみてください。
関連記事:バイナリーオプションはローソク足の見方が分かれば攻略可能か徹底解説
コツ3:重要経済指標を常に意識
雇用統計、失業率、要人の発言などの重要経済指標がある時間は、これまでの相場の動きを一切無視して一気に上下どちらかに大きく動くことが多いです。
指標の時間に一気に上昇して、何度も反発しているラインがあるからと逆張りをすると負けることがよくあるので、一度動きが落ち着く(押し安値、戻り高値を作るなど)のを待ち、それからエントリーを考えてるようにしましょう。
経済指標は「羊飼いのFXブログ」というサイトで確認でき、重要度がA以上の指標がある時間帯は注意しましょう。
また市場がオープンする時間帯も大きく動くことが多いので、なるべくエントリーは控えるようにした方が安全です。
【マーケットオープン時間】
東京市場:9時、ロンドン市場:16時(冬時間は17時)、ニューヨーク市場:21時(冬時間は22時)
※冬時間は、11月(第1日曜日午前2時)~3月(第2日曜日午前2時)まで
上のチャートを見ると午後5時ごろに大きく上昇しているのがわかると思いますが、どこまで上昇するか分からないので、こういう場合は一度押し安値を作るまで様子を見るようにしましょう。
コツ4:インジケーターをシンプルに
これも勝てない人にありがちなのが、チャートに多くのインジケーターを入れて画面がごちゃごちゃになっている、ということがあります。
インジケーターは結局のところ「後付け」にすぎず、経験を積んでくるとローソク足の動きを見るだけで、例えばRSIが今どうなっているかわかるようになります。
ただいきなりインジケーター無しで取引をするのは非常に難しいので、「RSI」「移動平均線」「ボリンジャーバンド」を使うのがおすすめです。
RSI
RSIとは、テクニカルチャートのひとつで、「Relative Strength Index」の頭文字をとった略語です。日本語に訳すと「相対力指数」になります。要するに、買われすぎか、売られすぎかを判断するための指標として利用されています。
数値は0~100で表され、一般的に70~80%以上で買われすぎ、20~30%以下で売られすぎと判断されます。
上のチャート画像にもあるように、5分足でローソク足が急激に上昇して大陽線坊主を作り、かつRSI80に鋭くタッチしたポイントは逆張りを狙うチャンスです。
そこにさらに15分足のレジスタンスラインなどがあればさらに下落する可能性は高まります。
1日に1〜2回はそういう場面が訪れるので、そこのみを狙うだけでも十分利益を出すことは可能です。
移動平均線
移動平均線とは、ある一定期間の価格から平均値を計算し、折れ線グラフで表したものです。
代表的なテクニカルチャートのひとつで、価格の傾向や流れなど、相場の方向性を見る手掛かりとなります。現状の株価や為替などの価格を表すローソク足と組み合わせて、売買のタイミングを計るときに使われます。
移動平均線はグランビルの法則と組み合わせることで、エントリーポイントを探し出すことができます。
例えば下の画像のように、移動平均線とローソク足の乖離を見つけることでエントリーすることも可能です。
グランビルの法則については別の記事で解説しているので、合わせてぜひご参考ください。
関連記事:バイナリーオプション用語で最低限覚えておきたい専門用語集【必見】
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは、アメリカの投資家ジョン・ボリンジャーが考案したテクニカルチャートのひとつで、移動平均線とその上下2本ずつの標準偏差からなる線の計5本の線で表わされます。
ボリンジャーバンドは統計学を使って作られていて、大まかにいうと、高い確率で+2σ(標準偏差)と-2σのラインの間で価格は動くだろうという予測をもとに将来の価格の動きを予測するために使います。なお、統計学上、+2σと-2σの間に収まる確率は95.45%とされています。
バンドウォークの時は逆張りは絶対にNGです。一度2σからローソク足が離れるのを待ちましょう。
一方ですべてのボリンジャーバンドが平行になっている時はレンジ相場と判断できる材料になり、逆張りを狙うための根拠になります。
バンドウォーク:強い動きが生まれた時に発生する、ローソク足が2σに沿って並んでいる状態のこと
コツ5:長期足も見て相場認識をしっかり
バイナリーオプションは短期取引が主になってくるので、1分足や5分足のチャートしか見ない人もいるかもしれません。
ただ長期足(15分足以上)は今どのような状態か把握するのもかなり重要です。
例えば1時間足が陽線になっている場合、上昇が優勢になっている状態と言えるので、1分足でも陽線が出やすい状態になっているんです。
その時に1分足だけを見てローエントリーをすると、負けを拾う可能性が高くなります。
複数の時間足を常に意識しながら取引をするのは慣れないうちは難しいですが、
バイナリーオプションを続けるうちに少しずつコツを掴めてくるので、そういう面でも実践し続ける必要はやはりありますね。
基本的に上位足になればなるほど相場の方向性、チャートパターンやラインの信頼度も高くなります。
例えば5分足のラインよりも、1時間足のラインの方が多くのトレーダーに意識されていることが多く、反発される可能性も高いです。
僕は1日の始まりに日足など上位足でまずラインを引き、今の相場は上目線か、それとも下目線かを把握するようにしています。
1日の最初に日足から相場を確認していく、ということをクセ付けすると取引しやすくなります。
その辺りの相場分析の方法は下の動画でわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
コツ6:資金管理でコツコツドカンを防ぐ
トレードをしていく中で、こういう掛け方をすると資金が溶けてしまうと経験則でわかるようになり、少しずつ増やした資金を一気に溶かしてしまう、いわゆる「コツコツドカン」をしてしまうことも無くなってきます。
世間一般的には10%以内にエントリー金額は抑えるべきと言われていますが、最初はそのくらいで安全に運用することを心がけましょう。
口座残高が増えてくれば、10%以内の金額でも十分な利益が出るようになりますからね。
コツ7:ゲーム感覚になる
バイナリーオプションは「お金を稼ぐためにやるもの」ですが、その感覚のままやってしまうとうまく勝てないことが実は多いんです。
お金がかかっていると思うと数字の増減に心が乱され、冷静さを失ってしまい、淡々とエントリーすることが難しいからです。
バイナリーオプションは期待値が高いところで淡々とエントリーし続けることで勝率が高まり、利益も増えていきます。
そこに感情を含ませてしまっては絶対にダメなんです。
「淡々とエントリーし続ける」には、数字の増減に惑わされない、ある意味でゲーム感覚になるのが非常に重要です。
チャートがこういう形になったらエントリーする、みたいに条件反射で取引をするイメージですね。
デモトレードなら資金が増えるけど、実弾になると資金を溶かしてしまう、というのはありがちなことなのですが、それはデモはゲーム感覚で取引ができるからなんです。
どうすればゲーム感覚になれるかというと、こればかりは数をこなしていくしかありません。
「この場面なら高確率で勝てる」と自分の中で明確なビジョンが描けるようになれば、躊躇せずに淡々とエントリーできるようになっていきます。
そういう面でも、最初は手法を絞るというのが大事になってきますね。
取引時間ごとのコツ
バイナリーオプションにはさまざまな取引時間がありますが、それぞれ適した使い方、コツと言えるものがあるので、ここからご紹介していきます。
長期判定
長期取引(15分以上)を使う場合は、基本的には順張りをする場面で使うと綺麗に勝てることが多いです。
例えば5分足で三尊が発生し、ネックラインを一度割って戻ってきた時(戻り売り)など、このまま落ちると予想しやすい場面で15分で順張りをする、などですね。
逆張りをする場合も使えて、15分足チャートで何度も反発しているレジスタンスラインに到達したところで15分でローで入る、といったこともできます。
長期判定は長期目線で動きを予想する時に使うのが勝つコツと言えます。
長期判定だと、波形をしっかり見ることができれば絞ったポイントで落ち着いてエントリー可能です。
60秒判定(1分判定)
60秒(1分)判定は逆張りの場面で使うのがおすすめです。
例えば15分足がレンジ相場の時など動きが落ち着いている時に、1分足でレジスタンスラインに対してエリオット波動の5波目で勢い良く到達した時などは勝てる確率が高いです。
上位足がレンジ相場の時は1分足のローソク足が全体的に長く表示されるので、それもエントリー根拠の一つになります。
逆に下の画像のように、1分足のローソク足が全体的に短くコマ足が多い時は逆張りを避けるようにすると勝率が上がりやすくなります。
30秒判定
30秒も基本的に逆張りで使うのがおすすめです。使い方のコツは60秒判定とあまり変わりはありません。
V字波形を作った時の髭先、何度も反発されているラインでの逆張りなどが狙いやすいです。
30秒判定を使う時も上位足がレンジになっているか、1分足のローソク足が大きく表示されているかを必ず確認しましょう。
バイナリーオプションの勝つコツまとめ
・コツを掴むには時間がかかる
・ゲーム感覚にならないと勝つのは難しい
・取引時間ごとに適した使い方がある
バイナリーオプションはこれだけを覚えれば勝てる、といった単純なものではなく、ローソク足や資金管理、相場認識などさまざまな要素を覚えて初めて勝てるようになれます。
それらを覚えるためには、数をこなすことがどうしても必要になってきます。
バイナリーオプションを始めてみたけどなかなか勝てずに諦めかけている、という方もいらっしゃるかもしれませんが、そこからが本当の勝負なんです。
プロトレーダーのSHOさんでも1年ほどは自信が付くまでかかっているように、いきなり勝てる人はおらず、そこから勉強や実践を継続して今回ご紹介したような勝つコツを掴んでいける人が結果的に稼げるようになります。
コツを掴むまでは大変かもしれませんが、一度掴んでしまえばそれは失われることはなく、未来永劫あなたを助けてくれる強力なスキルになります。
いつでもお金を生み出せるようになる、これほど持っていて安心できるスキルもありません。
この記事でお話ししたことを理解するだけでも十分勝ち越せるようになれますので、ぜひ何度も記事を読んでいただいて勝つコツを掴み、勝てるトレーダーになっていきましょう!
それではご覧いただきありがとうございました!
SHOさんは今でこそ勝率も安定していると思いますが、おそらく最初から勝てていたわけではないと思うんです。