バイナリーオプションは短期判定でのエントリーが主になってきますが、その中で最も短い「30秒取引」について今回はお話ししていきます。
YouTubeやブログで30秒取引で勝っている様子を見せている人たちは多く、それを見て興味が湧いた方もいるかもしれません。
たったの30秒後にはエントリー額が倍になるので、やはり大きな魅力を感じますよね。
今回の記事では30秒取引をする上で絶対に知っておきたい知識や、具体的な有料級の手法も公開していきます。
この記事で書かれている知識だけでも十分勝てるようにはなれますので、ぜひ読み進めてみてください。
【監修】SHO 月収分以上をわずか1日で稼ぐプロトレーダー。最初は給料を入金しては溶かしていたものの、裁量を身につけることで安定したトレードが可能に。現在はRYUと共に『KIMAGURE』を立ち上げ、自分と同じようにトレードで人生が豊かになる人が増えるようサポートに邁進中。 |
目次
バイナリーオプションにおける30秒取引の特徴
まず大前提として、トレードは基本的に取引時間が短くなればなるほど安定的に勝つのが難しくなってきます。
それはあなたも実際にバイナリーオプションをやっているとわかると思いますが、ローソク足の動きのランダム性が高まり、運の要素が強まってしまうんですね。
確率は母数が増えれば増えるほど収束していきますが、短い期間だとイレギュラーが起こることも増えてしまいます。
30秒は「良さそうに見えるポイント」が多いので、それこそギャンブル的なエントリーがいくらでもできてしまい、資金もあっという間に溶けます。
自制心が最も求められる取引時間ですね。
ハイローオーストラリアでペイアウト率が2倍なのも、それだけ負ける人が多いからと考えられます。
もちろん、ポイントを見極めれば勝ち越すこともできます。
エントリーポイントが増えるので、低い金額でガンガンエントリーしていくのには向いています。
例えば口座資金が1万円しかない時に、1000円エントリーでガンガン入って行ったりとかですね。
それでまず口座残高を増やしていく、というやり方。
後述しますが、プライスアクションなどを極めていくことで、ローソク足のちょっとした動きを利用して30秒でも勝てるようになれます。
ただ口座資金が増えて来ると少額で何回もエントリーする必要がなくなって来るので、
その時は長い判定時間の手法の方が安定はしてきます。
相場は時間軸が長くなるほど波形を意識しているトレーダーの人数や注文の数が増えるため、信頼度が増します。
例えば5分足の三尊よりも1時間足の三尊の方が信頼性が高く、これから下落すると読みやすいです。
業者はハイローオーストラリアがおすすめ
30秒取引ができる業者はいくつかありますが、業者はハイローオーストラリア(HighLow.com)を使うのが良いです。
KIMAGUREの会員さんに向けて以前、「どの業者を使っているか」のアンケートを行いましたが、実に97.9%の方がハイローオーストラリアをメインの業者として使っているということで、ここ一択と言っても良いです。
参考記事:バイナリーオプションの業者を比較してみた【調査情報】
他の業者を使う必要が出てくるのは、例えばハイローオーストラリアで稼ぎすぎて口座凍結されてしまった時など、やむを得ない事情がある時などですね。
僕はハイローオーストラリアを使っていますが、バイナリーオプションをやる上でこの業者以外を使う理由が特に無いので、
30秒取引に取り組んでみたい場合もハイローがおすすめです。
30秒取引のエントリータイミングのコツ
具体的な手法については後述しますが、ここからは30秒取引のエントリータイミングのコツについてお話しします。
もちろん絶対的な正解はありませんが、多くの人にとってやりやすく、勝ちやすいエントリータイミングのコツはあるので、ぜひ参考にしてみてください。
30秒取引は逆張りが基本
30秒判定を使う場合は、逆張りが基本です。
まず現在レンジ相場であることを確認して、直近で何度か反発しているラインなどがあるところでエントリーしていきます。
陽線と陰線が交互に出現しているところなどはレンジとして判断しやすいポイントです。
逆張りの方が良い理由は、順張りは30秒で入るメリットが無いから、なんです。
順張りできるポイントは、主要なラインを割った後や戻り売りなど、「これからその方向に進み続けるだろう」と読めるポイントなので、長期で入った方が勝てる可能性が高まるんですね。
もちろん順張りポイントで30秒エントリーすることで勝っている人もいますが、無理してその手法を身につけていく必要はあまり無いと言えます。
以前のハイローは同値だと引き分け扱いで資金が戻ってきましたが、同値負けがある現在はリスクが大きいですからね。
30秒はペイアウト率が2倍と高いので魅力は大いにありますが、そこを鑑みても順張りの場合は中長期で入った方が勝率も高まるので、基本逆張りで使うのが良いです。
プライスアクション(ノイズ)も重要
30秒取引をするときはプライスアクションも非常に重要です。
むしろ「30秒取引=プライスアクション」と言っても過言ではないくらい、絶対に意識しなければならないポイントです。
具体的な手法は次の項でご紹介しますが、基本的に30秒エントリーは
動きの少ないレンジ相場の時に、一気に動いた時のノイズで逆張りを狙う
という感じで入っていきます。
それはまさにプライスアクションで、リアルタイムで集中して見ていることでしか見えてこないポイントです。
プライスアクションに関しては、コマ足が出現したらブレイクしやすい、ラインに対して勢い良く到達したら一度反発しやすい、といったことが言われており、それも確かに重要です。
ですが意識すべきことは他にもあり、「1本のローソク足の中でどのような動きをするか」ということも見る必要があります。
プライスアクションについて説明しているブログなどはありますが、言葉で説明することは難しく感覚の世界で、
「こういう動きをしたら次はこう動くだろう」
と予測できるようになるにはそれ相応の経験が必要になってきます。
すぐにコツを掴めるものではありませんが、チャートをひたすら見ていると少しずつ見えてくるので、1本1本のローソク足の動きをよく観察することをおすすめします。
「あれ、こういう動きをするとラインブレイクしやすいな」
「こういう動きの時は反発して戻って来ることが多いな」
といった傾向が掴めてきます。
それらが見えてくると、自信を持ってエントリーできるようになり、勝率も上がってきます。
30秒取引を実践するのは、プライスアクションの良い勉強になりますね。
プライスアクションについて下の記事でより詳しく解説しているので、そちらもぜひ読んでみてください。
関連記事:ライントレードでバイナリーオプションを攻略!すぐに使える必勝法を公開
ハイローオーストラリアの画面だけ見て逆張りは絶対NG
これは補足として知っていただきたいのが、よくYouTubeやブログで
ハイローオーストラリアの取引画面だけを見て、ノイズが起こったところで30秒エントリーすれば勝てる
と言ったことが言われます。
例えば↑のような場面ですよね。動きが少ないところで急に「トゲ」を作るような動きをしたら30秒で逆張りすれば勝てる。そんなことが言われます。
ただMT4のチャート画面を見ていないと、それがトレンドの発生なのか、レンジの中のノイズなのか、判断ができません。
あとから見るとそれはノイズだとわかりますが、ハイローオーストラリアの画面をリアルタイムで見ているとそれが瞬間的なものなのかわからないんです。
そういう小手先だけの手法で勝てるほどバイナリーオプションはやはり甘くはないので、
必ずMT4のチャート画面の見方をしっかりと身につけていきましょう。
チャートが見れるようになると、そういった安全にノイズを狙える取引のポイントも見つけられるようになります。
30秒取引のおすすめ手法
それではここから、30秒取引の具体的な手法をご紹介していきます。
今回一つの手法をご紹介しますが、それ一つだけで十分エントリー回数を確保でき、利益も上げられるようになるので、ぜひご自身でチャートを見ながら検証してみてください。
ここでご紹介する30秒取引手法は逆張りとなるので、
・大きな経済指標がある時間
・主な市場の開場時間
のトレンドが発生しやすい時間帯は避けるようにしてください。
レンジ逆張りエントリー
・5分足、15分足でレンジ相場であることを確認
・レジサポラインを引く
・1分足チャートのローソク足が全体的に大きくなっている
・1本で勢い良くラインにタッチした時に逆張りエントリー
・移動平均線、ボリンジャーバンドが横に並行になっている
・RSIが中心付近で真横を推移
上位足を見てレンジ相場であることを確認し、何度も反発されているラインに対して勢い良くタッチしたら逆張りでエントリー、というシンプルな手法です。
エントリー条件で特に重要なのが1分足チャートがしっかりと動きがあるか、という部分です。
少し下の2つのチャートを見比べてみてください。
○チャート1
○チャート2
上のチャートは1本1本のローソク足が短く、だらだら動いている感じがありますよね。
こういう時は上位足がトレンド相場になっていて、逆張りがしにくい相場であると言えるんです。
一方で下のチャートは1本のローソク足が全体的に長いですよね。
それに陽線と陰線が交互に来ているような状態になっています。
こういうときは上位足がレンジ相場になっていて、逆張りが効きやすい状態になっています。
直近の何度か反発されているポイントにラインを引き、勢い良く到達したところでエントリーすると勝ちやすくなります。
上位足でトレンドが発生していると、1つ目のチャート画像のように1分足で短い足が続くような形になります。
その場合は、15分足や1時間足で主要なレジサポラインなどに到達するまで静観しましょう。
1分足、そして上位足も確認することで現在はレンジ相場なのかの判断がつきますね。
エントリー時の注意点
注意点として、30秒取引はチャンスがかなり増えて来るので、その分エントリーが雑になってしまう可能性があるんです。
これはバイナリーオプションをやられている方ならわかると思いますが、その日の最初のエントリーは慎重にポイントを吟味できたとしても、
1回打ち込んで負けた後ってエントリーが雑になってしまったりしますよね。
ダムが決壊するように、エントリーをするハードルが低くなってしまいがちです。
そこでグッと我慢できる人は勝率が安定してきますが、そこはかなり難しいです。
30秒エントリーはその感情のコントロールが重要になってきて、ポイントを吟味する癖をつけないとポンポンとエントリーをしてしまい、連敗が続いてしまう恐れがあります。
エントリー金額が増えて来ると負け額が大きくなり、メンタルへのダメージも増して資金が溶けやすくなってくるので、
一度負けた後はその日はもうチャートを見ないなどルールを作り、自分を律する訓練をしていく必要がありますね。
口座残高を「お金」として見ると少しの数字の増減でメンタルが崩れてしまうので、
「単なる数字」として捉える練習をすることが重要です。
「稼ぐ」ではなく、「淡々と勝てるポイントでエントリーしていたら勝手に数字が増える」というイメージです。
またラインの引き方も注意が必要です。
いい加減な引き方をしてしまうと反発ポイントを見誤ることがあるので、1分足チャートだけを見て引くのではなく、上位足で意識されているポイントに引くことを意識しましょう。
ラインの引き方は下の記事で解説しているので、そちらもぜひ読んでみてください。
30秒取引をする上で、ラインは特に重要なポイントになってきますからね。
関連記事:ライントレードでバイナリーオプションを攻略!すぐに使える必勝法を公開
30秒以外の判定時間の手法も覚えよう
バイナリーオプションで30秒取引で勝てるようになれても、他の手法も覚えた方が間違いなく良いです。
この記事を読むとわかると思いますが、そこで勝率を高めていくのはかなり難しいんです。
しかも30秒の手法は、バイナリーオプションでないと稼ぐことができません。
基本的に一時的な反発やノイズを狙う手法になって来るので、値幅が取れないですからね。
バイナリーオプションと他の投資が決定的に違う部分がそこで、
「稼ぐために値幅を取る必要があるか、無いか」
バイナリーオプションは唯一値幅を取らなくても大きな利益が出せる投資で、考え方が他の投資と少し違ってきます。
バイナリーオプションは少額から稼ぐことには向いていますが、利益をさらに大きくすることには向いていません。
FXなどに比べると業者自体の規模も小さく、稼ぎすぎると口座を凍結されるリスクも出てきます。
利益を月数百万円程度に抑えれば凍結されるリスクも抑えられますが、いつまでバイナリーオプションという仕組みが続くかもわかりませんからね。
今後も投資を続けていくことを考えたら、間違いなく他の手法も覚えた方が良いです。
順張り手法を覚えるべき
30秒にプラスしてぜひ覚えていただきたいのが「順張り手法」です。
順張りを覚えると、レンジ相場の時とトレンド相場の時で手法を使い分けることができるので、単純にエントリーできる堅いポイントも増えてきますからね。
それに順張りは値幅を狙う手法なので、FXや株取引でより威力が増してきます。
バイナリーオプションでの順張りは、5分取引などの短期取引で行うことが多いですが、そのまま時間軸を長くすることでFXなどでもそのまま手法を応用することができます。
相場は「フラクタル構造」になっていますからね。
例えば5分足チャートをベースに三尊のネックライン戻り売りをする場合、同じ要領で1時間足ベースで取引をすることでより値幅も取れ、稼ぐことができます。
基本的に相場は時間軸が長いほど動きに確実性が出て来るので、取引のしやすさも増します。
一つでも今のうちに順張り手法を身につけておくと、バイナリーオプションで稼いだ資金をFXや株取引に回して運用することで、雪だるま式に資金を増やしていくことが可能になりますね。
バイナリーオプションで1000万円ほど利益が出たらFXにも取り組むことをおすすめします。
その頃には裁量の実力も十分に備わってきているはずですからね。
順張りについてはおすすめの手法を別の記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
記事の中で無料で紹介していますが、本来有料で数万円で販売してもおかしくないレベルのものにはなってますからね。
参考記事:順張りでバイナリーオプションで綺麗に勝つ!鉄板手法のロジックを解説
バイナリーオプションの30秒取引まとめ
✔30秒取引は基本レンジ相場の時に逆張りで使うべき
✔30秒はバイナリーオプションでしか使えないため、順張り手法も覚えた方が良い
30秒取引は一見すると簡単そうに見えますが、使いこなすのはかなり難しいです。
どうしてもランダム性が高く騙しが増えて来るので、狙い澄ましたポイントでエントリーしても期待を裏切られてしまうケースが増えてきます。
もちろん、30秒取引で稼ぎ続けている人もおり、この記事でご紹介した手法をしっかりと身につけることで十分勝ち越せるようにはなります。
ただチャンスが非常に多くなってくるので、自制をするのが難しく、一度空回りし始めると一気に資金を溶かしてしまうことも増えてきてしまうんですね。
取引回数を増やしたい方には向いていますが、向き不向きは正直かなり強いと言えます。
そして30秒はバイナリーオプションでしか利益を出すのが難しいので、長い目で見た時に順張りの手法も身につけることをおすすめします。
それではご覧いただきありがとうございました!
僕も30秒取引に少し挑戦した時がありますが、ポンポン入れてしまうのが怖く、今ではまったく30秒で取引はしてないですね。
僕はこれで安定して勝てるようには成れないなと悟りました笑